住宅診断(ホームインスペクション)に関する基礎知識や業界の問題点、住宅新会社選びのポイントなどを解説する。
不動産業者の立場から見た住宅診断
住宅診断(ホームインスペクション)を依頼するときに気になる不動産業者が嫌がるのではないかという問題を解説する。不動産業者の本音と今後の業界の変化についても説明する。
住宅購入の問題点・買主のリスク
住宅診断が住宅購入の判断のために利用されるが、それは住宅購入の多額の費用がかかることと、買主と売主の利害が対立する立場であること、不動産業者も利害が反することが多いことが要因です。この点についての解説です。
住宅診断を行う人はどんな人?(関連資格と信頼性)
住宅診断(ホームインスペクション)をする人の資格、知識・経験を解説している。建築士や施工管理技術士が多いが、様々な民間資格もある。十分な知識と経験を持たない人もいることから注意が必要なことなどを説明している。
住宅診断の第三者性と業界の問題点
住宅診断の重要なポイントは第三者性であり、それが保たれていない場合はリスクにさらされる。不動産会社やリフォーム業者による診断は利益に誘導されることが多く、注意が必要。自称第三者の中には営業目的のケースもあり、診断会社が不動産業やリフォーム業をしていないことを確認する必要がある。
日本の住宅診断と海外のホームインスペクションの違い
日本国内と欧米の住宅診断・ホームインスペクションの違いについて解説する。日本の住宅診断は2000年代に普及し始め、欧米のものとは異なり高い技術水準と詳細な診断が特徴です。地震国で消費者より品質に対する高い要求があり、独自に進化・発展している。
住宅診断会社選びの7つのポイント
住宅診断(ホームインスペクション)を行う会社・業者の選び方として、第三者であること、不動産会社やリフォーム会社でないこと、建築士が担当すること、経験・実績、5人以上の組織、適切な価格、コミュニケーションという7つの選択基準について解説する。