住宅に欠陥が見つかったときに住宅診断(ホームインスペクション)すべきか?

(質問)
購入した住宅に欠陥・不具合が見つかったときに、同じ建築会社が施工した建物だけに見つかった問題以外にも何か気づいていない欠陥がないか心配です。一度、建物全体を第三者の専門家に住宅診断(ホームインスペクション)してもらうべきでしょうか?

住宅診断(ホームインスペクション)に関するQ&Aの回答

購入して居住している住宅に欠陥が見つかれば誰もが心配になるものです。その心配が見つかった症状に関するものだけではなく、「実は他にも欠陥があるのではないか?」と広がっていくのも無理がないかもしれません。

たとえば、給排水管の工事にミスがあり、床下に漏水してしまった現場がありました。このような施工ミスはあってはならないことですが、非常に多く起こる問題で、住宅診断(ホームインスペクション)を行っているアネストには毎月のようにこの手の相談が舞い込んできます。

配管の継ぎ手部分がしっかり留められていないために、実際に水道を使用した時にはずれてしまい、漏水したようです。しかも、床下で生じた漏水は居住者もすぐには気付かないことが多く、このときの住宅でも半年ほど気づかずにいました。

湿気がひどくて不思議に思った居住者がいろいろなところを見ても湿気の原因が確認できず、最後に床下収納庫をあけて床下をみたら水が数cmの深さまで溜まっていたのです。これは驚きますよね。

もちろん、すぐに建築会社に連絡をとり排水してもらい、乾燥させつつ被害状況を利害関係のない第三者に調査してもらおうということで依頼されることになったのです。

この調査のときに、同じ建築会社の施工だけに漏水以外にも何か問題が起こっていないかと心配され、建物全体の住宅診断(ホームインスペクション)も被害者が希望しておられました。

こういった心配をすることが考えすぎだと感じる方もいるかもしれませんが、実際に被害にあった方の気持ちとしては何度も施工ミスの対応に手間をかけたくないし、せっかく購入した住宅を長持ちさせたいし、当然の心配とも言えます。

アネストで漏水やその他の建物の不具合・欠陥に関する調査を依頼される方の半数ぐらいの方は、建物全体の点検も希望されています。マイホームに何らかの瑕疵などが見つかれば、一度、全体を住宅診断(ホームインスペクション)しておかれるとよいでしょう。築10年以内の保証義務期間や建築会社が定めるアフターサービス期間に診断できるなら、なおよいでしょう。

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