住宅診断の利用目的

住宅の購入判断に活用するため

一般消費者が住宅診断(ホームインスペクション)を利用する目的の最も代表的なものが、「住宅の購入判断に活用するため」です。住宅購入の判断のためですから、購入前(契約する前)に住宅診断を利用されています。住宅購入は大きな買い物であり、一度、購入すれば簡単には後戻りはできません。大きな資金を投入し、ほとんどの方が住宅ローンを利用してまで購入するのですから、できる限りリスクを抑えておきたいのは言うまでもありません。

建物・建築に関することは専門性が非常に高く、住宅を販売している営業マンですらも建物や建築に関する知識は明らかに不足しています。つまり、金銭的なリスクと建物・建築の専門性の問題を考慮すれば、多少の投資をして住宅診断(ホームインスペクション)を利用しようと考えるのは自然なことだと言えるでしょう。上記の目的のためには、消費者による住宅を購入するかしないかの判断と利害関係のない立場の住宅診断会社へ依頼することが重要です。

リフォームの参考にするため

住宅診断(ホームインスペクション)は住宅購入のときだけではなく、いろいろなシーンで活用されるようになってきました。その1つが、リフォームの際に利用するというものです。なぜリフォームの際に住宅診断を利用するのかと言いますと、リフォームの際にある以下の問題を解決するためです。

・不要な補修・補強工事を無くす、もしくは減らすため
・必要な、もしくは優先順位の高い補修・補強工事を行うため

リフォームをする際は、リフォーム業者に建物を診てもらい、希望するリフォーム内容を伝え、それからリフォーム業者に工事内容を提案してもらう流れになります。

工事内容を提案するときに、本来ならば必要のない工事を提案してくるケースが非常に多いです。工事規模・金額を増やすことで売上と利益を伸ばそうと考えているのです。

一方で、一緒に工事しておけば総コストを抑えられるように工事や早めに補修等をしておくべき工事に気づかずに、リフォーム業者が消費者に提案していないケースもよくあります。こういった問題点を解決したり、補ったりするために、住宅診断(ホームインスペクション)が活用されるようになってきたのです。ここでも、リフォーム工事の内容等と利害関係のない立場の住宅診断会社に依頼することが肝心だと言えます。

ご自宅の点検のため

前述したように、住宅診断(ホームインスペクション)は住宅購入やリフォームといった大きな金銭・イベントが絡む際に利用されることが多いですが、実はそればかりではありません。居住中のご自宅を

「今までに一度も専門家に診てもらっていないから」
「10年保証の期限が近いから」
「売主の2年点検の前に診てほしいから」
「自宅を売却する前に売却後の瑕疵担保責任のリスクを軽減したいから」
「建て替えかリフォームするか悩んでいるので」
「売主が倒産したので早めに点検したいから」

などと本当に様々なご理由で住宅診断(ホームインスペクション)しておく方が増えています。住宅は多くの方にとって大事な資産ですから、その資産の利用・活用等のために専門家を活用したいと考えるのは、当然の事とも言えます。地震の被害を受けた住宅の診断を依頼される方も多いです。

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